はじめてのウルトラライトザック 山と道「MINI2」

2020年5月1日

バックパック

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山と道 MINI2


ずっと欲しかったあのザック1位の「山と道 MINI2」をやっとこさ買うことができました。

「MINI」とかなり迷ったんですが、これまで使っていたザックのフロントポケットの使いやすさに惚れ込んでしまい、大きなメッシュフロントポケットが特徴の「MINI2」に決めました。

その辺のところもゆるくレビューしていきます。




購入までの道のり


この「MINI2」に限らず、山と道のザックは欲しいときに買えることがほとんどありません。公式サイトのザック紹介ページも、大体がSOLD OUTになっています。

このザックはどうやら一定数在庫が揃った段階で販売開始となるらしく(私のケースです。場合によってはその時々で異なる場合があります)、その時期を知らなければ買えません。

こういったお知らせは公式ページの「再入荷連絡」から自分のアドレスを登録しておくことで入荷前に連絡が入るので、販売当日に購入することが可能となります。

ただやはり売り切れるのは早く今回の例で言うと

4/07 入荷のお知らせ
4/10 販売開始、MINI2は即完売
4/14 発送

でした。

ちなみにMINIとTHREEは約3週間ほど経った現在も買えるみたいです。

次いつ購入できるか分からないので、迷っているなら買うべし、です。

これは公式サイトからのネット購入の例ですが、他にもごく一部の店舗で販売されていたり(三鷹のハイカーズデポで見かけました)、展示即売会があったりするようです。


MINI2の仕様


UL(ウルトラライト)の国産ザックの雄であるMINI2。届いた第一印象は月並みながら「軽い!」です。

もうね、軽いの知ってて買ったはずなのに、語彙力の無さを思い知らされるくらい「軽い!」って連呼してしまいました。

スペックはこんな感じです。

■容量
25L~35L
■重さ
350g(アクセサリーを除く)
■本体の素材
Skylite
70D Silicone Coated Ripstop Nylon
■フロント&サイドメッシュポケットの素材
Hard Mesh
■ザック底面の素材
X-Pac VX21
■背面パネルの素材
3D Mesh / 200 Denier Coated Nylon Oxford
■アクセサリー
Minimalist Pad(45 x 90 x 0.5cm / 43g)
Hip Belt

MINIとMINI2の違い


パッと見の一番の違いは、「フロント&サイドポケットがメッシュかどうか」です。加えて、「フロントポケットがMINIはジッパータイプ、MINI2がガバっと開くタイプ」という違いです。


こちらがMINI。ONEのミニ版といったところ


こちらがMINI2。フロントメッシュが特徴的


ガンガンものを出し入れするならガバっと開くタイプがいいと思いますが、メッシュタイプということもあり、「中身が丸見えなのがイヤ」という人はMINIのほうがいいかもしれません。

MINI2のメッシュポケットについては後述。

もっと細かく言うと、MINIとMINI2では素材が違います。

メッシュ部分が違うのは当然ですが、ボディの素材が異なっていて、

MINI:リップストップナイロン 70デニール
MINI2:スカイライト 30デニール

となっています。強度的にはMINIのほうが強く、MINI2のほうが圧倒的に薄い生地が使用されています。
どちらを選ぶかは、はっきり言って好みで問題です。どちらの素材も、ハードに使えば傷つくのは変わらないので…

公式サイトではこんなコメントも。

光沢のある表面がシルナイロンを彷彿とさせるスカイライトは、総合的な観点からはX-Pacやキューベンハイブリッド(ダイニーマコンポジッドファブリック)には劣ると言わざるをえません。それでも、あの時代の「こんなので行けるの!?」「いや、こんなのでいいんだ!」と試行錯誤していた頃の気分を現代の若いユーザーにも感じてもらいたく、私たちも感じたくて、あえてこのペラペラの生地を採用しました。

MINI2の話ですが、参考までに。


ディテール


これだけいろいろな機能があって、背面パッド込みで約400gという軽さを実現しているのが人気の秘密でもあるんでしょう。他のULザックは必要最小限の機能だけを残す「そぎ落とし」で作られている気がしますが、山と道のザックは「こんな機能はなくしてほしくないな」というものはきっちり付いています。

フロント&サイドメッシュポケット


MINI2の顔ともいえるメッシュポケット部分。ただ単純にポケットがついているだけではなく、入口に伸縮を持たせて荷物を出し入れしやすくなるように配慮されています。かなりの容量があるので、小物をたくさん入れていると収拾つかなくなるので注意。しっかり小分けパッキングして入れていきましょう。

サイドポケットも同様の仕組みになっていて、500mlのペットボトル2本は余裕で入ります。上に付いているバンジーコードを使って長物(傘やトレッキングポール)も入れることができます。

また、トレッキングポールのホルダーも別でついているのでトレッキングポールはどっちにつけても収納可能です。2本つけてみましたがポールの収納サイズが長いとガンダムみたいになるのがちょっと悩みどころ。。ポールはサイドメインに入れようと思います。それか三つ折りのポールが欲しいぞ!


ビームサーベルのよう


メイン気室


このザックは1気室です。つまり内部に仕切りなどはありません。フレームレスザック全般に言えることですが、こういったザックは荷物が少ないと背負ったときに型崩れして見えてしまいます。テント泊の場合には寝袋をスタッフザック使わずに一番底に入れてスペースを無駄なく使うのがいいみたいです。

底面の素材も強いとは言えクッション性はないので、一番下にクッカーなど固いものを入れてしまうと床に置いたときに「ゴン!」となってしまいます。入れ方は別記事でも紹介しているザックのパッキング方法に概ね沿っていればいいんじゃないかと思います。

【初心者向け】そのザック重くない? パッキングを工夫すればザックは軽く背負える

背面パッド


MINIシリーズには共通してMinimalist Pad(100cm×50cm×5cm、53g)が付属します。背面パッドのスリーブに装着した状態で届きました。このパッドは断熱性に優れていてスリーピングマットにもなる優れもので、つまり暑い。冬場は背中が温かくていいかもしれませんが、夏は相当暑そうです。

そんな人のために、通気性抜群の背面パッドが別売りされています。私も相当暑がりなので同時購入しました。背中に風が通りかなり快適です。

左がオプションの通気性パッド、右が付属のミニマリストパッド


一つだけ注意点ですが、この背面パッド、到着時に固くて薄い、黒いパネルと一緒に届きます。最初型崩れ防止用の梱包材かな?と思ったのですが、これはこの通気性パッドだけでは柔らかすぎるために付いてくるザックのフレームの役割を果たすものでした。なので、これもザックの背面に一緒に入れます。

この黒い板は捨ててはいけません

通気性パッドが背中側、固い黒パッドは荷物側に入れます

これ涼しくてとてもいいのですが、ちょっとだけ不満と言えばその重さ。正式名称は「Breathable Pad for MINI」というのですが、黒いパッド(これはThin Padと言うそうです)と合わせて、Lサイズで154gあります。Mサイズは130g。

本体がLだと360gなので、合わせて514gです。結構重くなりますが、それは暑さ対策とトレードオフと言わざるを得ません。

背負い心地とサイズ感


ザック購入で悩むのがサイズ感。メーカーによってサイズの定義が違うのでこれも悩みどころです。

とくにこのザックは通販がメインなので、実際にフィッティングしてみるのも難しい。山と道公式サイトではサイズの選び方が細かく載っているので、しっかり吟味して買いましょう。筆者も肩幅は狭いのに背面長はけっこう長い、というトリッキーな体型をしているので相当悩んでLを買いました。今のところ後悔はしていません。

出典:山と道


背負い心地は抜群にいいです。今までグレゴリー信者だったのですが、あちらは「着る」という感じなのに対して山と道のザックは「装着する」という感じ。分かんないですよね、私も言っててよく分かりません。

フィット感は甲乙つけがたいです。今まで腰で背負うザックがメインだったためか、まだ慣れない部分もあります。

ヒップベルトも付いているものの外しました。走るわけではなく左右に揺さぶられることもないので、これでいいかなと。

容量


公称が25-35Lですが、それよりも多く入るイメージがあります。フレームレスの良いところでもあり悪いところでもあるのですが、入れたら入れた分だけパンパンに膨らみます。

この辺のバランス感はパッキングしながら上達していく他ありません。バンジーコードをいかに使いこなすか、です。

参考までに筆者の日帰り装備。#goando風 です。同じ装備をサースフェーの40+5Lに入れてました。


これでベースウェイト5kgくらいです(トレッキングポール含まず)。


このザックの懸念点


小物の収納


収納がたくさんあるザックに慣れていると、小物を入れる場所がなくてちょっと困ってしまいます。スマホはヒップベルトのポケットに入れていて、MINI2にはヒップベルトポケットがない。外付けのポケットはオプションで購入可能ですが、ヒップベルト自体を使わない!と決めているので本末転倒になってしまいます。

かと言ってパンツやジャケットのポケットに入れるとガツガツぶつけたり汗でビッショリになってしまう…。でも日帰りではサコッシュを持ちたくない。

というわけでこの問題は、まずULの原点である「荷物を減らすこと」と「容量大き目のショルダーベルトポーチ」をつけることで解決しました。

ショルダーベルトポーチはグレゴリーのパデッドケースを使っていたのですが、色が紫で合わなかったので新調しました。改めて別記事で紹介します。


雨対策


ULザックではあまりレインカバーをしている人を見ません。どちらかというとザックが濡れるのは前提で、中身で雨対策をしています。

具体的にはパッキングするときに防水スタッフサックを使って防水する方法。
もしくは、ザック容量と同じくらいの特大防水スタッフサックに全部突っ込んじゃう、といった方法です。

とりあえず手持ちの防水スタッフサックを使って小分けしてみようと思います。今後の課題です。




まとめ

コロナの件もあり、まだフィールドで使えていません。
ちょっとした散歩に背負っていこうかなーと思っている今日この頃です。これを背負って目指せテント泊!ということで、これから装備の軽量化を行なっていきたいと思います。

その前に自分自身の軽量化をしなければ。

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