もしもに備えて「ココヘリ」に入ってみた メリットとデメリットを説明します!

2019年8月15日

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ココヘリ

登山でもっとも危惧されるアクシデント、それは「遭難」です。

昨年の2018年は、3129人が遭難、そのうち、342人の方が死亡・行方不明となっています。

この遭難者数は統計以来最多となっており、年々増加傾向にあります。


山岳遭難


警察や行政側も対策を行っていますが、何より登山者自身が遭難しない、遭難してもすぐにリカバリーできるよう、対策を行う必要があります。

そのいざというとき、居場所の特定に備えるのが、「ココヘリ」です。


ココヘリとは?




一言でいうと、遭難時に「ヘリで居場所を探し、特定してくれるサービス」です。

遭難時の一番の壁となるのが、この「居場所がわからない」ということ。捜索自体に時間がかかってしまい、その間に遭難者が体力を消耗したり怪我などで死亡してしまう例が後を絶ちません。これを「72時間の壁」と言います。この時間を過ぎると、生存確率がぐっと下がります。

その間にいかに効率よく遭難者の居場所を特定し、救助することができるか。ココヘリはこの部分に特化したサービスとも言えます。

遭難して「行方不明」になると、「失踪」扱いになる




これ、結構重要です。

「失踪」になると、まず保険関係が下りません。生命保険、住宅ローンの弁済、こういったものが支払われません。

また、失踪なので会社も無断欠勤扱い。場合によっては解雇も有り得ます。

そのため、いずれにせよ「居場所の特定」というのは必須なのです。

ヘリに乗せてくれるわけではない

出典:ココヘリ


多分、一番勘違いしやすいのがここで、あくまでココヘリは「居場所を特定するだけ」です。

特定したあとは、警察などの救助組織に引き継ぎ、その組織が救助しに来ます。ココヘリのヘリには乗れません。

なお、一度の遭難で3度、捜索ヘリが飛びます。直近1年での捜索実績は、発生23件に対して解決22件、うち1件は遭難者が発信機を忘れたことによるものだったので、保険としてはかなり確度の高い数字と言えます。


会員証が発信機となり、最長16kmの範囲で捜索可能


出典:ココヘリ


この会員証、けっこうハイテクで、GPSより精密で、ビーコン(個人用発信機)よりも広範囲で捜索することが可能なシロモノです。

かといって万能ではなく、水の中などに入れてしまうと効果は薄れてしまうそうです。また、GPSすら届かない山間部でも届く電波のようですが、受信感度を上げるにはより高いところに付けておくと良いそう。

ちなみに私はファーストエイドキットに入れています。

一度充電しておけば3ケ月間は電池が持ちます。


登山前にやることは?

出典:ココヘリ

登山届の提出


出典:ココヘリ


ココヘリのサービスを利用するためには、登山届の提出が必須です。

登山届はアナログでもデジタルでも提出できます。

デジタル登山届は「コンパス」がオススメ


デジタルでの登山届は「コンパス」がオススメです。というのも、コンパスとココヘリが提携していて、コンパスの中にココヘリのIDを書き込む欄があり、万が一の際の連絡がスムーズに進みます。

家族や友人に登山届とココヘリコールセンター番号の共有

出典:ココヘリ

遭難が起こった場合、ココヘリコールセンターにヘリを飛ばす要請をするのは、基本本人か家族です。

本人が連絡できる状態にかどうかも問題。携帯の電波があるかどうか、また、怪我などをしていて連絡できない状態の場合は家族が登山届の日程に基づき捜索届けとココヘリへ連絡をします。

その際に、当然山域とココヘリIDがわからないと発見に時間がかかってしまうので、この辺りはきっちり共有しておきましょう。

山岳保険の重要性

出典:YAMAP

実際の捜索・救助活動は専門の組織が行います。ここが公的か民間かによって費用が発生するかどうかが分かれ、民間の場合は費用が非常に高額になります。

一例としてヘリコプター。俗に言われるのが、「1分1万円」の費用がかかると言われています。

これに加えて地上で捜索する人の費用、医療費、もろもろかかります。1日単位でワンコイン以下で入れる保険もあります。また、頻度が高い人は30日ごとの保険もあります。

不慮の事故や遭難は誰にでも起こりうるものなので、入っておくことをオススメします。

ココヘリはお得に入れるキャンペーン開催中


ココヘリは通常、以下の金額がかかります。

入会金:3,000円
年会費:3,650円

年会費は一日で割ると10円。これが安いか高いかは、個人の価値観によると思いますが万が一のことを考えたら安いと思います。

また、入会金が無料になるキャンペーンをさかんに行っています。

2019年8月はとりあえず無料、さらにPROTREK Smartが当たるキャンペーンも。

ポイントの使い道


また、入会すると登山用品購入に利用できるポイントがもらえます。使えるのはココヘリ専用のショッピングサイトです。

このポイントが5000ポイント分もらえます。

YAMA HACK経由だと、さらに+2000ポイントで計7000ポイント分もらえるキャンペーンをやっていたりします。

まぁこれ目当てで入会したわけではないんですが、品揃えと上限ポイントの存在がちょっと微妙。。

このサイトでも紹介したダーンタフドライナミックミレーのバックパック山専ボトルなどがラインナップされているのですが、「入荷待ち」となっていたり使える「上限ポイント」が低めに設定されていたりと、ちょっと残念な仕様です。

ドライナミックが丸々1枚買える!と完全に自分が勘違いしていたのですが、商品によって使えるポイントが決まっているので、実費が発生します。ポイントを使い切るのは難しそうです(オリジナル手ぬぐいくらいはポイントだけで欲しかった…)。




自分のためだけじゃない、万が一に備えて



遭難してしまうと、自分だけでなく家族や友人にも心配をかけ、また金銭的にも負担をかけてしまいます。

そのために登山届をしっかり出し、山岳保険に入り、ココヘリに入会して備えるの大切なことだと思います。

レジャーだからこそ、安全に楽しみたいですね。











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