行動着として炎天下でウールTシャツを着てみたけどダメだった話

2020年5月20日

ウェア

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筆者は普段からウールの肌着を愛用しているのですが、5月に30℃まで上がってもちょっと汗ばむくらいなら着心地はサラッとしていて、なおかつ汗臭さもなく乾きやすく快適に過ごしています。


この記事から半年以上経ちましたが未だに破けたりほつれたり、縮んだりせず良いローテーションを組めています。

じゃあ真夏日、運動時にウールを着ていたらどうなる?ということが気になり、ウールの半袖Tシャツを購入し、運動してみました。




普段の着心地


筆者は汗びちょ男です。真夏に登山しているとシャツが汗で染みてくる、というよりしたたるレベルです。

冬にウールインナーを着て行動していることは多々ありました。低山でも風が吹きつけてくると体感温度は0℃を下回るようなときでも、ウールインナーを着ていれば濡れていても温かい。ある意味ウール信者です。

今回購入したのはアイスブレーカーの「テックライト ショートスリーブ クルー」。



Mを購入しましたが、172cmでちょっと(?)太めの筆者には大きめでした。ピッタリサイズならSを選んだほうがいいかも。

肝心の着心地は、無印のウールインナーで慣れているというのもありますが、ウール特融のチクチク感もまったく感じません。フワっとした着心地で気持ちよく着られます。


運動時に着てみると


いざ、アンダーにドライナミックを着て、その上にウールTシャツで軽くランニングしてみました。

風はそこそこ吹いていたのですが、筆者の発汗速度にはついていけずビチョビチョ。濡れ方は綿のTシャツとあまり変わりないです。発汗箇所だけ色がどんどん変わっていくのは失敗だった…。これを考えて普段は薄い色のTシャツは買わないようにしてたんですが。

ウールは濡れても暖かい、という話をよく聞きますが、それも上に何か羽織ったりした場合の話。吹きさらしだと当然のように寒いです。

乾きはそこそこ早い


ただ綿と違うのは、汗をかいても肌にペタッと張り付く感じはあまりしませんでした。濡れてもフワっとした肌触りは消えていませんでした。

また汗が引いてからの乾き方はあきらかに綿よりも早いです。炎天下だったからなのかもしれませんが、30分ほどで汗はほぼ乾きました。

ウールレイヤーの一番の特性であるニオイを抑える効果、これは化繊よりも優れているのかもしれないと思うほど、まったく臭くない。あれだけ汗をかいてもこれだけ無臭なら全部許せるレベルです。

反面、その下に着ていたドライナミックは臭い…。これ、毎回悩みのタネで漬けおき洗いしたりぬるま湯で洗ってみたりいろいろやっているのですが、どんなに頑張っても臭いです。どなたかいい方法知っていたら本当に教えてください。

これを使うと洗濯後は一旦ニオイはクリアになります。また汗かいて乾くと臭くなるんですけどね。。



これからのウェア計画


このテストを行って、これからの夏山登山では

登りはパタゴニアのキャプリーンクールデイリー(手持ちのウェアで乾くのが一番早い)
山頂についたらウールに着替え、そのまま下山(下りはそんなに汗かかないので)

に落ち着きそうです。



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