このショック吸収力は驚き! SIDAS(シダス)のインソール「アウトドア3D」

2019年7月13日

ギア

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SIDAS シダス アウトドア3D

30歳の後半を過ぎたくらいから、下山時、ひざに痛みを感じるようになってきて、ひどい時にはトレッキングポールが無いと下山できないくらいになってしまいました。

その後、病院にも行ったんですが、骨や筋に異常を抱えているわけではなく、根本的な原因としてはやはり「筋肉疲労」。

なので、この対策として有効なのは、「いかにひざの負担を和らげるか」になるわけです。




ひざの痛みは足下から


そうは言っても、登山中にひざを使うな、というのは無理な話。そのため選択肢としては

  • サポーターをする
  • テーピングをする

が直接的な対策。

間接的には、上記に挙げたトレッキングポールを使うのも、足の負担を和らげ、全身運動に変換できるのでオススメです。

でもいずれも、荷物になったり事前に処置したりでちょっと煩わしい。

スポーツ量販店にサポーターを買いに行った私は、そんな気持ちでいっぱいでした。

そこで気がついたのが、「じゃあ、そもそも足下のショック自体を減らせばいいんじゃない?」ということ。

痛みが出るのは下山時で、衝撃の大半も下山時です。

そこに登場するのが、ショックを軽減するためのインソール(靴の中敷)です。

はじめてのインソール選び


古いインソールとサヨナラ


実はインソール自体は以前から使用していました。

愛用の登山靴「ゴロー」がインソール使用前提で、少し高さを緩めに作ってあるため、フィットさせる&靴ずれ防止目的で、靴流通センターで売っている1,500円くらいのインソールでした。

これでも目的は十分に果たしていたので不満は無かったのですが、今回の目的は「膝痛軽減」なので、もう少し機能高めのものに手を出してみようと思い、いろいろ調べてみました。

ちなみに、古いインソールも友人にあげたんですが、インソール未経験の友人曰く、「インソール舐めてた」とのことでした(笑)。ちゃんと目的のあるものを身につけると、やっぱり身体に違いが出るみたいです。

で、結局どれを選べばいいの?


この分野も近年成熟してきていて、多数のメーカーからいろいろな機能をもったインソールを製品化しています。

こうしたスポーツ系のインソールは、一概には言えませんが、かかとに衝撃吸収材、土踏まず部分のアーチに硬い樹脂、つま先はウレタンなどの柔らかい素材が使われていることが多いです。

このインソール目的は、衝撃吸収はもちろんですが、足下のバランスを整える役割を持っています。

今の人気ランキングで見ると、だいたい一位はSUPERfeet(スーパーフィート)、二位がSIDAS(シダス)というメーカーです。

とりあえず「実績」という言葉に弱い私は、この2種から絞ることにしました。

SUPERfeet(スーパーフィート)とSIDAS(シダス)


あくまで量販店で試着程度の比較ですが、私個人の所感です。簡単なスペックも記載しておきます。

Superfeet スーパーフィート グリーン


公式からの紹介文。

スーパーフィートインソールは、1964年に設立されたノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリーがアメリカ足病医学の足部バイオメカニクス理論に基づいて作製した足底板(オーソティックス)をルーツに、100万人の足のデータから開発したプレミアムインソールです。
用途に合わせた商品バリエーションで、治療(リハビリ)、アウトドア、スキー、ランニングなどの各種スポーツから
通勤用のインソールまで、幅広い用途で愛用されています。


スーパーフィート
出典;スーパーフィート


全体的にちょっと固め。土踏まず、アーチサポートもやや強めで、かかとを包み込むくらい深めです。扁平足のわたしにはちょっと合わず。

もちろん、バリエーションが多数あるので、いろいろ試せば合うのも見つかったと思いますが、当日は試着できるのがこれだけでした。

衝撃吸収性についてはすでにAmazonレビューなどを見ても明らかな通り、問題ないレベルです。
これは履いて少し歩くだけで実感できました。

重量は46g、定価は5,148円(税込)。

普通に靴一足買える値段…と思いきや、実はこの後紹介するシダスのインソールもほとんど同じ値段です。




SIDAS シダス アウトドア3D


こちらも公式からの紹介文。

フランス・グルノーブル近くのボアロンという街で、選手のサポートとともにスキーブーツの開発をしていたスキーインストラクター:ロイク・ダビット(写真:左)、ジャック・マルタン(写真:中央)、ゲビー・ペリコ(写真:右)の3人は、あるとき、ブーツを選手固有の足の形に合わせるため、インジェクションという"液体を流し込んで固める"成形タイプのインナーブーツを開発しました。ところが、その際どうしても足裏だけは固めることが難しかったことから、3人はインソール単体の研究に着手。試行錯誤の末、1975年に世界で初めて体重による熱成形スポーツインソール(コンフォマーブルの基礎となるインソール)の開発に成功しました。
出典;SIDAS

結論から言うと、購入したのはこちらです。




アウトドア3D。決め手となったのは、まずアーチの低さ。あまり土踏まず部分が高すぎると、扁平足の私には痛い。これは硬さもちょうど良く(その分サポート力はスーパーフィートよりは弱め)、違和感なく履けるインソールでした。

もう一つ、非常に細かい点ではあるのですが、つま先付近に蒸れ防止のための小さな穴がいくつか空いています。全身汗っかきの私は足も例外ではなく、これは嬉しい機能でした。

SIDAS シダス アウトドア3D


こちらも重量はスーパーフィートと変わらず46g。

定価はちょっとお高めの5,240円(税込)。

実際に山に登ってみて


早速これを使用して山に登ってみたところ、効果は抜群(個人的な感想です)。

特に下山の際、足下からくる衝撃をバッチリ吸収してくれている感じがあり、トレッキングポールなしで下山することができるようになりました。

インソールの大きな機能として、衝撃吸収の他に「バランスを整える」というものがありますが、おそらく私の歩行バランスは悪かったんだと思います。

普段座り仕事がメインで、ふんぞり返って(悪い意味ではなく、姿勢の問題です)PCを打っていたりすることが多いので、骨盤から下が歪んでいるんだと思います。

それを、このインソールはいい感じで矯正してくれています。

垂直に立ったときにふらつきを一切感じなくなりました。この感覚がずっと続き、登山中、下山中もいい影響を及ぼしていると思います。

使用上の注意とお手入れ


なお、使用に際しては靴に合わせて切って使っています。

切る時に「5,000円のモノを切る…」と非常に緊張しました(笑)

いずれにせよ、価格相応の役割は果たしてくれていると思います。

購入の際は、必ずフィッティングしてからの購入をオススメします。

また、試着してから10分くらいは履いたままを継続してみて、違和感がないかどうか試してみてください。

靴を替えても使用が可能なので、ヘタしたら靴よりも長い付き合いになるかもしれません。

お手入れについては、中性洗剤を使って水洗いが可能です。私は、山行のあとは必ずNANOXで洗っています。

ただし、熱乾燥は厳禁です。60℃くらいから変形してしまうようなので、熱湯や熱風には注意しましょう。

最後に


今回レビューしたのはアウトドア用ですが、日常でも使えるものも販売されていて、パンプス専用などもラインナップされています。

普段からひざが痛かったり、バランスが悪かったりする人は、インソールを見直してみてはいかがでしょうか?

また、毎日立ち仕事が多い、歩いて移動が多い人などにもオススメです。


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