オススメの行動食!何を持って行ったらいいかわからない人に人気商品をご紹介

2019年7月31日

フード

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長時間行動する登山。他のスポーツと違い、栄養の摂り方も重要になってきます。登山者のほとんどが何かしらの行動食を持っていき、3食とは別に補助的にエネルギーを賄っています。

今回は初心者から上級者の方まで幅広くオススメできる、定番から最新の行動食をご紹介します。



「シャリバテ」を起こさないために


登山は短時間で激しい運動をするスポーツとは違い、長時間の負荷がかかり続けるスポーツです。

体重や背負っている荷物にもよりますが、消費するカロリーもかなりのもの。登山中に栄養が切れると一歩も動けなくなり、いわゆる「シャリバテ」が起こります。「シャリ」とはごはんのこと。つまり、カロリー不足です。

筆者も一度だけ経験があるのですが、本当にその場から動けなくなります。調子に乗って何も食べずにズンズン進んでいると起こる罠です。

これを起こさないためには、3食の食事だけでは足りない場合があります。それを補うために、行動食を食べるのです。

行動食の定義は?


ほとんどが小休止した時に食べるものなので、ワンハンドで収まるものであれば大丈夫、くらいの認識でいいと思います。

そこまで厳密な定義はありません。おにぎりだって人によっては立派な行動食です。

ただ、その性質上「すぐにエネルギーに変わるもの」が望ましいとされています。



炭水化物はエネルギーに変換されるのに少し時間がかかるので、糖分を多く含んだものや、脂質を多く含んだものが好まれます。

筆者の経験も含む、オススメの行動食がこちらです。

ようかん


いきなり本命ですが、筆者のソロ時行動食といえばもうこれ一択。ソロの場合は誰かに気を使う必要はなくシェアする気も全くないので、一番好きな羊羹を大量に持っていきます。

言わずもがなようかんは糖分の塊です。

さらにメリットとして、
  • 忘れてもコンビニで大体手に入る(100円くらいで売っている)
  • 溶けないし凍らない
  • 水分が多いのでパサパサしない
  • 美味しい、好き
というメリットがあります。

スーパーでも色々種類が売っていて、塩ようかんなんかだと塩分も一緒に採れるのでいいですね。





筆者はこれを大量にストックしています。一口サイズですぐに食べられて美味しい。

えいようかん、という登山専用(?)のようかんもあります。保存も効くので災害用途にも。


ゼリー系飲料


これも非常に種類が多彩です。




筆者は少食なので、むしろ行動食というか朝食をこれにすることが多いです。消化吸収も早いし。

美味しくて満足感も得られますが、ちょっとかさばって重いのがタマにキズ。

でもバックパックの底からこれが出てきて助けられたことがあります。

また、ゼリー系とはまたちょっと違いジェル系の行動食も売られています。




これは言わば栄養ドリンク的な飲み方で、「服用する」といった感じでしょうか。

一瞬で栄養補給ができるので、トレイルランニングをしている方などに重宝されているようです。

チョコレート


今も昔も山に持っていくおやつと言えばコレ。

消化吸収も栄養補給も文句の付けようがありません。ただ一点、溶けてしまうことを除けば…。

登山用品店い行くと、「溶けにくいチョコレート」が販売されていたりします。




塩レモン味のホワイトチョコレートですが、これは本当に美味しかったです。ちょっと高いんですが。しかもなぜかこれを冬に買って食べたので溶けにくいかどうかはわかりませんでした(笑)

今はパウチ型のチョコレートも販売されているので手軽に食べられていいと思います。

ナッツ・ドライフルーツ


一緒のカテゴリにしちゃいましたが、ミックスされて販売されていることが多いです。ナッツはノドが乾くのであまり食べないのですが、ドライパインだけはかなりの頻度で持っていきます。アレはほぼ砂糖の塊なので、栄養としてはバッチリです。

ナッツも消化吸収率が高く、早くエネルギーに変わるのでオススメです。




シリアル系


この辺のバーも最近は盛況になってきました。エナジーバー、と言ったりもしますね。

完全オーガニックのシリアルバーも登山用品店などで販売されています。手軽で、しかも健康にも良いので人気を博しています。材料にこだわって手作りされている方もいます。

昔ながらのカロリーメイトも、未だに健在です!


スナック系


ほとんど持っていかないのですが…。

行動食、というよりもテントや山小屋に着いてからもおつまみとして食べられることから、柿の種なんかが人気です。

ナルゲンいっぱいに柿の種を入れて口に流し込んでいる人を見たことがあります。最近ちょっと減った気はしますが。



サプリ系


食ではなくサプリで栄養を補うULのミニマリストが実践しているタイプです。



これは試しに飲んでみたんですが、たしかにかなり効果は抜群です。疲労が回復する、というよりも持続力がアップする系です。急登が続く山なんかにはいいかも。

でもサプリだけじゃ味気ないので、食の楽しみとして普通の行動食も一緒に持っていきたいですね。

その他


まだまだあるので紹介しきれないですが、あとは定番のアメだったり、最近トレイルランニングをしている人が嗜んでいる「トレイルバター」なんかも気になるところです。トレイルバターはその名の通りバター状の行動食で、練乳チューブをチューチューしている感じを想像してもらえれば分かるでしょうか。今度買ってみようと思っているんですが、これも結構いい値段します…。

あ、ちなみに練乳も立派な行動食ですよー。これを持っていて雪山で遭難し、生き延びた人の話とかはよく聞きます。マヨネーズしかり。


まとめ


いかがでしたか? 

種類はたくさんありますが、「疲れているときに、自分が一番口に入れたいもの」という判断基準でいいと思います。

普段の生活とは違い、山では水分補給だけでは足りず栄養補給もこまめにする必要があるので、楽しみながら補給するのが一番です。

たまーに登山道にアメのゴミなどが落ちていると悲しい気分になりますので、ゴミの始末だけはしっかりしましょう!

それでは良い「行動食ライフ」を!



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