どうせ登山後の温泉に行くなら、「サウナでととのう」をやりたい!

2021年2月19日

基礎知識

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汗だくで登山をした後、楽しみなのが温泉です。


ただ単純に温泉入って帰るだけでもいいのですが、どうせならもう一つの楽しみ「サウナでととのう」をやってみませんか?最高に気持いいです。



サウナが楽しい理由


筆者はここ一年くらいでサウナにハマり始めました。行くのは登山後がもっぱらでしたが、サウナ−になってしまった今は週3〜4くらいのペースで通うほど、ハマっています。


ハマる理由は一つ、「ととのう」という状態になるのが気持ちよくて仕方ないからです。


最初のうちは、サウナに入って大量の汗をかき、それだけで満足していたのですが、今では水風呂に入らないとサウナに行った気がしないくらいになっています。


ととのうってどういう状態?


クライマーズ・ハイ
登山中は脳内麻薬がドバドバでる(こともある)


登山でいうところのクライマーズ・ハイ、マラソンでいうところのランナーズ・ハイと同じだと個人的には思っています。


人間の脳は緊張したりそれが緩和したりすると、「脳内麻薬」を分泌します。簡単に言うと、登山したりマラソンしたりサウナに入ったりするとこの脳内麻薬が分泌され、気持ちよく感じるのです。ものすごくざっくりした説明ですが、これが「ととのう」です。


ととのうと何が良いの?


ととのったときに見える風景。個人差があります


単純に気持ちいい、という以外に、これらのメリットがあると一般的には言われています。


  • 身体のコリが取れる
  • 自律神経がととのう
  • 免疫力が高まる
  • 肌がきれいになる


筆者が実感しているのは肌がきれいになるところ。二の腕にブツブツがあったのですが、かなりツルツルになりました。


他の効果は正直個人差がありすぎて、よくわかりません。コリの部分も、登山後だと筋肉痛なのかコリなのか微妙です。


個人的に感じるメリットは下記です。


  • 気持ちいい(一番大事)
  • 汗を大量にかくので、体中の水分が入れ替わっているのを感じる
  • 毛穴という毛穴が開いて老廃物が出ている気がする
  • よく眠れる


これだけ理由があればもう、行かない理由はないですよね。


ととのうサウナの入り方


外気浴が大切


いろんな人がととのうためのサウナの入り方を紹介していますが、筆者はそのとおりじゃなくても全然問題ないと思います。


一般的に「サウナ5〜10分→水風呂1分→外気浴10分を3セット繰り返すと、ととのう」と言われています。


しかし、これには個人差があるので、サウナ・水風呂・外気浴の時間は季節や体調で様子を見ることが大切です。筆者も一概にこの時間で決めている、ということはなく、「今日は寒そうだから水風呂は30秒にしよう」など考えながら入っています。


サウナに入る時間もキモで、これは時間を測って出るというよりは、脈拍を目安にするといいらしいです。例えば普段60回/分くらいの脈拍の人は、倍の120回くらいになったら出る、といった感じ。これも一概に「普段の脈拍の2倍で出ればいいよ!」ということではなく、体調に無理なく入れるのが一番いいそう。


むしろ個人的に一番大事だと思っているのが「水風呂を出たあと、外気浴に入る前に徹底的に身体を拭くこと」です。これをしないと外気浴をしていて必要以上に寒くなってしまい、気持ち良い時間が吹っ飛んでしまいます。


正直、筆者はまだ完璧に「ととのった」状態になったことがありません。どうすればととのうのか、ベストなタイミングを探しながらサウナに入るのも楽しみの一つかもしれません。


サウナに行くのにあると便利なもの


筆者のサウナセットはこちらです。


身体を洗うタオル

ガシガシ洗いたいタイプなので、硬めの洗体タオル。水切れがいいやつです。100均で購入。


石鹸

浴場に備え付けてあるシャンプー、ボディソープだと、香りがきつめだったり洗い上がりがヌルっとしていたり、不満が出ることがあるので普段使っている石鹸をケースに入れて持っていきます。ケースは無印良品で購入。石鹸はずっと使っている「毛穴撫子」のものです。重曹入りでさっぱり洗えます。髪もこれで洗っちゃいます。




歯ブラシ・ヒゲ剃り

歯ブラシも家で使っているのと同じ「キスユー」のもの。歯磨き粉が使えない場所でもツルツルになるので気に入っています。浴場によっては洗い場での歯磨きが禁止されているところもあるので注意してください。





身体を拭く用のタオル

以前ご紹介した「セームタオル」を持っていきます。これは登山時の汗拭きタオルにも使うもので、兼用しています。風呂桶でガシガシ洗って絞ればほぼ新品同様。何度でもふけるのでバスタオルが必要ありません。サウナにも持ち込みます。



登山中のタオルは「セームタオル」が一番使いやすいと思う



これらを、100均で買ったメッシュケースに入れて常に持ち運んでいます。




登山後のサウナ選び


サウナのある・なしにこだわっていなかったときは、いつも下山後の車の中で「どこの温泉にいこうかなー」と検索し始めたりしていたのですが、登山口の近くにはサウナの絶対数がそこまで多くないので、この検索ルーチンだと見つからない可能性があります。


なので、今は必ず出発前夜などに探してから行くサウナを決めています。これだと、「ああ、下山したらサウナと水風呂が待っている…」とサウナが楽しみでしょうがない状態で下山することができます。


筆者がいつも心がけていることは、登山時には大量の汗をかき、その中には大量のミネラル分が含まれているため、水分補給は必ずミネラルも一緒に摂るようにしています。こうしておけば、下山後のサウナでも身体へのダメージを減らせる、ような気がしています。


果たして登山に行っているのか、サウナに入るための事前運動なのかわからなくなっていますが、一日に2つも楽しみ(食事も入れたら3つも)があり、充実したアウトドアライフを送れそうです。






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